学校番号 5 秋田県立大館桂桜高等学校 中期ビジョン(5か年計画)

Ⅰ  本校が目指す5年後の姿(具体的な目標)

1 学校の現状や課題
_平成28年4月に大館桂高校、大館工業高校、大館高校全日制課程が統合し開校した学校である。教育理念として、「生徒一人ひとりの能力を最大限に伸ばし、地域社会を愛し、自立してふるさと秋田の発展に貢献できる人間の育成を目指す」ことを掲げている。
_これまで、各校で行ってきた地域に根ざした活動や、2年生全員がインターンシップを経験し就労意識の高揚に努めることを継承し、地域に開かれた学校を目指す。
_普通科には国公立私立4年制大学や医療系看護系専門学校等への進学を目指す文理コースと実用的な資格を取得して卒業後の就職を目指すビジネスコースの2コースがあり、進路希望に応じて選択することができる。
_生活科学科では地域の協力を得ながら科や家庭クラブの活動を行い学習の成果を各種イベントで発表して地域に還元している。先輩方から地元の伝統菓子「かまぶく」や絞り染めの技術を引き継ぎ普及活動にも取り組んでいる。また、福祉コースでは介護職員初任者研修の修了を目指す他、地域の福祉施設や支援学校、小学校と交流するなどの活動を行っている。
_工業系学科では、秋田県高校生ものづくりコンテストにおいて測量部門では令和元年度優勝,(東北大会出場)、溶接部門では令和元年度団体優勝、電気工事部門では令和2年度準優勝するなど、全県の「ものづくり教育」をリードし、「ものづくりトップの高校」を目指して各科とも日々技術・技能の鍛錬に努めている。また、専門性を高めようと大学進学を目指す生徒に対し、国公立大学への進学にも対応している。
_普通科及び生活科学科はくくり募集を実施しており、工業系学科では機械科、電気科、土木・建築科の3学科を設置し募集している。
_また、「~21世紀を生き抜くために桂桜生に身につけさせたい力~」として、4つの力(習得力、思考力、行動力、発信力)を規定し、全教育活動を通じてその育成を目指している。                                          _5つの学科と10のコースをもつ学校の特色を活かすため、学科間の連携が重要である。カリキュラム・マネジメントやキャリア教育のさらなる推進と、産業教育における連携をさらに深めていくことが本校の課題である。

2 学校を取り巻く将来の状況の予測
_国際化社会、グローバル経済の進展と少子高齢社会への移行により、我が国の産業構造や就業構造は変化し続けており、このような変化にも柔軟に対応して、キャリアアップを図っていくことのできる人材の育成が求められる。地域においては、次代を支える若者の定住がますます求められ、特に製造業などのものづくり・専門的な知識技能や資格を活かした分野において、本校卒業生の活躍が期待される。将来、優秀な人材が県内にとどまり、地域の活性化の原動力となるように、地域に貢献できる人材の育成をしていかなければならない。

3 目指す生徒像及び学校像
(1)学校での教育活動と地域社会での体験を通して、一人一人の社会的・職業的自立        __に向け、確かな学力と必要な基盤となる能力や態度を育てる。
(2)地域の環境、文化、福祉などの学習を通して、科学技術の進展と生活様式の進化       __に対応する技術を身に付け、文化の継承と生活改善の両面から地域社会の発展に貢      __献する能力や態度を育てる。
(3)ものづくりなどの体験学習を通して、豊かな創造性を育み、社会や産業の変化に      __も主体的かつ柔軟に対応する資質を身に付け、地域社会の発展に積極的に貢献する能力や       __度を育てる。

4 5年間で達成を目指す具体的目標
(1)進路志望別年間達成目標
____①国公立大学合格者 10名
____②4年制大学合格者 30名
____③公務員合格者   10名
____④就職内定率   100%
(2)資格取得の奨励
__(普通科)全員が資格取得に挑戦し、漢字・英語・数学・簿記・ワープロ・情報処      _______理から二つ以上の資格取得に努める。
(生活科学科)全員が資格取得に挑戦し、漢字・英語・数学・ワープロ・情報処理・       _______調理・洋裁・和裁・介護から二つ以上の資格取得に努める。
(工業系学科)全員が資格取得に挑戦し、全国工業高等学校校長協会主催ジュニアマイ        _______スター顕彰の認定を受ける。
(3)部活動等の実績
___東北大会出場 令和元年度 5部 令和2年度 2部
___全国大会出場 令和元年度 5部 令和2年度 1部

 

Ⅱ 具体的な取組等

1 基礎学力定着のための取組
(1)課外授業の実施
__長期休業中や土曜日に組織的に課外授業や週末課題を実施し、進学希望者の学力を       _高める。
(2)ICTの活用
__各教科の特質に応じて、1人1台端末を効果的に活用した学習活動を積極的に取り       _入れる。

2 地域と連携したキャリア教育の取組
(1)地域を支える人材育成事業「地域連携強化事業」、「飲食業後継者等育成           __事業」、「若年技能者人材育成支援事業」等のプロによる指導
__①地域の指導者による「食文化」や調理の基礎基本の講習
__②地域の指導者による「藍絞り染め」「十文字和紙を用いた衣装製作」の講習
(2)地域の企業・団体や学校との連携
__①2年生全員によるインターンシップの実施
__②秋田犬ツーリズム、比内地鶏生産部会、秋田県にんにく生産協議会との連携
__③大館市えだまめ産地育成研究会との連携
__④社会福祉協議会や企業と連携した技術ボランティアの実施
__⑤ロータリークラブと連携してのシニアファッションショーの企画、演出、運営
__⑥秋田職業能力開発短期大学校との産業教育や課題研究の連携
__⑦秋田看護福祉大学と生活科学科福祉コースとの授業連携(講師派遣・施設活用       ___など)
__⑧比内支援学校との交流事業
__⑨鷹巣技術専門校とのものづくり連携、体験授業の実施
__⑩城西小学校とのものづくりによる交流授業の実施
(3)大館市との連携
__①関係人口創出・拡大モデル事業(大館市)への参加
__②大館市商工会議所主催事業への参加
__③たしろ学舎(田代公民館)の体験学習プログラムへの協力
__④大館市生涯学習課主催事業の体験学習プログラムへの協力
(4)保護者や地域との連携
__①保護者向け進路ガイダンスの実施
__②面接指導への協力
__③地元町内会との連絡協議会の定期開催
__④地域行事への協力

3 進路学習・資格取得の奨励
(1)進路希望別模擬試験の全員受験
(2)英検、情報処理検定、家庭科技術検定、工業各種検定等への指導