定期演奏会の1

校長挨拶

大館桂桜高校ホームページにアクセスしていただきありがとうございます。

 本校は、大館桂高等学校、大館工業高等学校、大館高等学校全日制課程の3校統合により誕生し、8年目となります。校訓「至誠・創造・錬磨」の下、普通科、生活科学科、機械科、電気科、土木・建築科の5学科、全校18クラスで構成される全日制高校です。
 さて、1学期を終えて8月に入りました。コロナ禍については、5月に感染症法上の分類が引き下げられて以降、感染者数の増減に一喜一憂することがなくなりました。しかしながら、この夏季休業を経て、どのような状況で2学期を迎えることになるのか注視しているところです。1学期の成果として、部活動では野球部が甲子園予選において平成28年以来のベスト8進出を果たしたのに加え、北海道インターハイに弓道部の佐藤拓馬君、水泳部の渡邊佑真君が出場する活躍を見せています。渡邊佑真君は、100m自由形で東北大会においても優勝に輝きました。学校としては、5月30日に優良青少年団体として、青少年育成秋田県民会議より表彰されました。これは、開校以来、本校の教育理念に掲げ継続してきた地域貢献活動が評価されたものであり、青少年育成大館市民会議よりご推薦いただいたことによるものです。地域の方々の手で育まれた桂桜生が、地域を支える人財として貢献してゆけるよう、地域連携及び地域貢献については、今後もさらなる充実を図ってゆく所存です。
 本校を語る上で欠かせないものが「桂桜力」です。21世紀を生き抜くために桂桜生が身に付けたい力として掲げているもので「習得力・思考力・行動力・発信力」の4つの力で構成されます。この度、目指す姿をより具体的に捉えられるよう「桂桜力ルーブリック」を作成しました。生徒が自らを振り返り、目標に対してどの程度達成できているか確認し、さらなる向上へと進んでほしいと願っています。
 8月3日に行われた体験入学では、450名を超える中学生が本校を訪れました。参加数の多さは本校に対する期待の大きさの現れと受け止めております。在校生、そして、未来の桂桜生の一人一人が「桂桜力」を身に付け自己実現を目指す過程において、本校の新たな歴史と伝統が築き上げられてゆきますよう最大限努めてまいります。

令和5年8月
秋田県立大館桂桜高等学校長 今川 拡